社長挨拶
中央損保鑑定は、
信用・信頼と生きる。
自然災害が多発する昨今の日本において、ますます重要性や存在意義を高めているのが、損害鑑定業です。私たち中央損保鑑定は、1909年(明治42年)の創業以来、業界のパイオニアとして100年以上に渡る長い歴史と実績を積み重ねてきました。損害鑑定は、豊富で専門的な知識や技術をベースに、公正・適正な鑑定をするだけの仕事ではありません。火災、台風、地震等の災害・被害状況の異なる被災者一人ひとりの心情に寄り添い、誠実で丁寧なコミュニケーションができる対応力、すなわち人間性が大きく問われます。私たちが常に向き合っているのは、災害や事故の先にいる「人」です。社是である「社外の信用 社内の信頼」は、損害鑑定人として、人からの信用・信頼を得ることを何よりも大切に想う当社の原点でありDNAですが、そうした信用・信頼を生む豊かな人間性を育ててきた私たちの強みが、高い評価につながっていると自負しています。
損害鑑定人の仕事は大部分が個人で完結しますが、日本全国ありとあらゆる場所や業種が対象であり、業務をこなす上で役立つ知識の範囲に限りはありません。だからこそ、上下分け隔てないフランクな社風の中で、鑑定人同士が日頃からさまざまな知識・経験を教え合い、助け合いながら、全社一つのチームとなって対応していくことが必要であり、当社では皆で互いを育て合う伝統が息づいています。また名前を呼ぶときも役職では呼び合わず、上司であっても下の名前で「○○さん」と呼ぶこともある。そんな家族的な雰囲気は、個人と会社が持続的に成長する為の強固な基盤となっています。24時間365日、いつでも起こりうる災害や事故。常に危険と隣り合わせともいえる環境の中、縁の下の力持ちとして損害保険等を通じ、社会に確かな安心を届けられるよう、これからも信用・信頼をさらに高め一歩一歩着実に成長を続けてまいります。