損害保険金の支払いと損害鑑定
ものの仕様や状態を確認した上で総合的な判断を行い、金額として積み上げ、損害額を算出する必要があります。そしてこの損害額を算出することが鑑定人の主な業務となります。市況における物の価値は、刻一刻と変化しており、常に敏感に対応していかなければなりません。算出する数量、価額等の根拠をしっかりと把握・検証し、どなたにも適切に説明できる鑑定業務が大切です。
損害鑑定人は、一般社団法人日本損害保険協会へ損害保険登録鑑定人規則に基づき鑑定人登録し、建物や動産等財物に関わる損害額の鑑定や評価鑑定等の業務に従事する者です。
当社の仕事がよくわかる3分30秒のムービー
ものの仕様や状態を確認した上で総合的な判断を行い、金額として積み上げ、損害額を算出する必要があります。そしてこの損害額を算出することが鑑定人の主な業務となります。市況における物の価値は、刻一刻と変化しており、常に敏感に対応していかなければなりません。算出する数量、価額等の根拠をしっかりと把握・検証し、どなたにも適切に説明できる鑑定業務が大切です。
損害額の算定は、損害保険会社等から委嘱を受け、損害鑑定人が現地に足を運んで調査を行います。保険金の支払いに大きな影響を与える為、鑑定人はその業務の遂行に当たっては、保険会社と被保険者のどちらにも偏ることなく、第三者的立場に立って厳正・公平に対処しなければなりません。
主な業務内容は以下になります。
鑑定人には1・2・3級のランクがあり、(社)日本損害保険協会が実施する資格試験に合格し登録されることが必要です。3級鑑定人資格からスタートし、ステップアップしていきます。また鑑定人ランクとは別に鑑定業務に有用な資格を取得している者は専門鑑定人としても登録されます。
(社)日本損害保険協会が実施する試験に合格した者
保険・一般常識
電気・機械
建築
3級鑑定人の資格取得後、相当の技能・知識を有し認定試験に合格した者
保険・一般常識
建築
電気
機械
簿記会計
2級鑑定人の資格取得後、より高度な技能・知識を有し認定試験に合格した者
保険・一般常識
建築
電気
機械
簿記会計
研究レポート
1・2・3級鑑定人の資格を有し、かつ日本損害保険協会が専門鑑定人資格と定める建築士・ボイラー技士・電気主任技術者等の鑑定業務に有用な公的資格を取得した者